前に作成した光らせてみた:改造デコッチャオの続きです。
実は前回作成したものは結線がセロテープでぐるぐる巻きという非常に強度が足りないものでした。実際、オフ会に付けて行ったらLEDが落下しました!あわわ。
というわけで、ちゃんとはんだ付けしてみようと思いました。
完成品はこんな風にLEDがじわっと色を変えて光ります。かわいいでしょ。
私はお道具を何も持っていませんでしたので、秋葉原の色んなお店を回って買い集めました。
写真の道具:はんだごて、こて台、はんだ、はんだ吸い取り線、ニッパー・ラジオペンチセット、ピンセット、スイッチ付き延長コード
材料:ジュンフロン線、フルカラーLED、ボタン電池ホルダー、マイクロスイッチ、スワロフスキービーズ
購入アドバイスくださった皆様ありがとうございます!
今回作成するものはこんな感じで、非常に簡単なものです。基盤は使わずに直接はんだ付けします。
まず最初に、LEDの足が長すぎてデコッチャオのお腹を飛び出してしまうので、足をニッパーで数センチ切ります。
ジュンフロン線を3本(長2本、短1本)切り、両端の被服を剥きます。私はストリッパを買ってなかったので、カッターナイフで平行に削ぐ感じで取りました。
いよいよ、はんだ付けです。めっちゃ不器用でいったん付けたのに外れたりとか見ててイラっとすると思います。あと角度の関係で肝心の手元が写ってません。反省。
やってみて分かったのですが、これはいきなりは難しいですよ。手元がけむりで見えなくなるし、油断するとアチってなるし、はんだはボテボテになるし、まぁひどいものです。
それでも、時間をかけても良いのでじっくりやってみると何とかなりました。
ホラ、全部つながって、ちゃんとスイッチでON/OFFも出来るようになりました。
しかし、はんだ付け箇所はボテボテのトゲトゲでいまいち…。
なんとかできたので、スイッチを接着剤でボタン電池ホルダーに留めてしまいます。
電子工作パートが終わったので、次は手芸パートです。
LEDの周りにスワロフスキービーズを速乾接着剤で付けていきます。(4分で固まり始めるものを使用)
2粒ずつ、LEDを中心に正三角形になるように付けて行きます。接着剤を付けてから固まるまでしばらく手でホールドします。
ビーズが6つ付いたら完成です。ビーズの後ろからも背着材をつまようじで流し込んでよく固めるようにします。
おしまい!(完成品動画は記事冒頭にて貼り付けてあります)
工作中にはTwitterにて電子工作クラスタの方々より温かい励ましやコメントをいただきました。ありがとうございます!
デコッチャオはかわいい顔してデコり甲斐がある素敵なおもちゃです。みなさんも改造してみませんか?
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★そもそも何か面白いもの作れそう!って思わせてくれたのはエレキジャックという電子工作雑誌です。今回使用したLEDも付録に付いていたのでその場で光らせて楽しめました。初心者におすすめです。
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配線などの動いてやりづらいものはヘルパー(台つきの洗濯バサミ
みたいなやつ)などで動かないようにしておくとやり易くなります。
又、線のほうを部品の足に巻きつけて、そこをはんだ付けすると良いでしょう。
ケース取り付けタイプの部品(ボリウムなど)はそういう風に付ける物が
よくあります。
ヘルパーは、ハサミがワニ口になっているものとゴムが巻いてあるものと
ありますが、電子工作ではゴムが巻いてあるやつのほうが傷をつけない
という点でよいと思います。
あと、はんだ付けした箇所にツノが出来てしまうのは、時間が
かかりすぎて熔かしたはんだのヤニが飛んでしまうとこうなります。
はんだより先にはんだ付けする対象物を加熱しておくということを
念頭に置き、また経験者のアドバイスを受けるなどして場数を
踏めば自然と上手にできるようになります。
今回のものは電池の能力からして大した事にはならないと思いますが、
今回のLEDの足の様に金属むき出しの部分は熱収縮チューブや
自己融着テープなどの絶縁物で絶縁する習慣をつけておくとよいです。
扱う電気が強くなってくるとむき出しの場所が触れると短絡(ショート)して
事故や故障の元になりますので・・・。
ちなみに、プリント基板や穴あき基板の場合は足を取り付けてケースなどから
浮かせる絶縁が一般的です。