2011年01月09日

映画「ソーシャル・ネットワーク」は非モテが主人公の新アメリカンドリーム

これはFacebookの創設のお話ですが、「事実に基づくフィクション」です、との字幕が流れます。
原作はこちら。

当然Facebookは使ってるし、Napsterとか懐かしいね、ビルゲイツとは誰かみたいなIT/Web系の知識のある人は楽しめると思います。
そうじゃなくても、お金や名誉などの絡むベンチャー創業のスピード感のあるドラマには引き込まれるものがあるでしょう。

ザッカーバーグは大学のエリート的な社交クラブに入れないオタク層として描かれますが、彼女にフラれた勢いで寮の女子の顔写真をぶっこ抜き、容姿を比べて遊ぶ(比較のアルゴリズムの数式からすぐに実装)サイトを瞬く間に作ってしまう実力のある技術者です。
で、ハーバードの自分たちなら学歴でモテる!みたいな下心ありありで、Facebookの原型を作り、更にモテたくなったというか会員数を稼いで出資を集めるためか全米のエリート学校に拡大していきます。
この経緯ではザッカーバーグのアイデアの横取りもあり、訴訟に発展します。
とにかく、見た目も性格も非モテな彼が成り上がっていく様は現代のアメリカンドリームです。
デビット・フィンチャー監督なので、音楽や画面の構図もカッコ良い箇所が随所に見られます。

しかし、そもそもFacebookの機能とは、や、ソーシャルネットが世にもたらすもの、あたりは全く描かずに、既に観客が知っている物と見なされます。このあたり、ネット活動が盛んでない人には分かりづらいかもしれませんが、お話上あまり重要ではありませんので心配要りません。
もちろん、この映画を観たからといってFacebookが使えるようにはなりませんよ。創業のエピソードが分かるだけです。

そして、私が思ったこと。
Facebook作った人ってプライバシーとかどうでもいい人じゃん…。
なので、Facebookにはブログ等に書いて困らないことだけ載せようと、改めて思うのでした。



@shumaiをフォローするツイッターでコメントする
タグ:Facebook 映画
posted by しゅうまい at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebookのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック