2012年10月27日

634型展望列車スカイツリートレインに乗って浅草→日光の旅!試乗レポ

秋深まりゆく季節、紅葉の日光へ小旅行してきました。
乗ったのは10月26日から運転の「スカイツリートレイン」。浅草と日光方面を結ぶ展望列車です。
今回は特別試乗ということで始発の電車にご招待いただきました。

試運転と表示された電車に乗るのは初めてのことです。
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スカイツリートレインが浅草の駅ホームに入ってきました。
白い車体にカラフルな水玉のデザイン。
黒いところは天井近くまで窓がついています。
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座席は片側が窓に向いたペアシートです。
2名毎に微妙に角度がついているので、お隣を気にせずに座れます。
通路の反対側はシングルシートです。別の車両にはツインシートがあります。
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浅草駅を出発すると、隅田川を越えてすぐに見えてくるのがスカイツリーです。
この展望列車はスカイツリーがてっぺんまで見渡せる大きな窓になっています。
間近で見るスカイツリーはとんでもなく高いですので、めっちゃ首をかしげて見上げてました。
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社内ではお弁当「東京スカイツリーレジスタードマーク弁当」をいただきました。
水色のスカイツリー型のお弁当箱の中身は、オムライスと大きなエビフライ。
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車内には楽しい乗車の記念にと特製スタンプと撮影用ボードが用意されていました。
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もう少し車内を探検してみると、先頭の運転車両には前が見える運転席ビューな特別座席が1席ありました。
見学しておきたいポイントです。写真は席からの眺め。
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いつの間にか車窓は田園風景になっており、とにかく空がよく見えます。
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そして、終点の東武日光駅に着きました。
始発列車なので歓迎の日光のゆるキャラ赤鬼KINUちゃん&青鬼KAWAちゃん・日光仮面や日光の女将さんたちに出迎えられました。
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日光ではレークサイドホテルに宿泊しました。
大浴場の「湖畔の湯」が、本当に中禅寺湖に近いところにあり、硫黄の香り漂う気持ちの良いお湯でした。

観光では、いろは坂や華厳の滝、中禅寺湖の遊覧船、戦場ヶ原などを訪れました。
紅葉がちょうど中禅寺湖畔で最高潮になっている感じで、とても目に色鮮やかな紅葉を堪能しました。
なんという贅沢。こんなに素晴らしい紅葉を見たのは何年ぶりでしょう…。
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今回、都心からちょっと足を伸ばすだけで、こんなにも色々と1泊2日の旅行でも楽しめるのだなと改めて日光の魅力を感じました。
今回は時間切れで東照宮に行けなかったので(入場が16:30までだった…)、また訪れてみたいなと思います。

ちなみに、スカイツリートレインは、しばらく団体専用列車として運行して、一般には11月29日からの運行となり行き先は鬼怒川温泉まで(東武日光へは下今市で乗り換え)となるようです。
詳しくは、以下の東武鉄道の案内ページをご覧下さい。
展望列車634型 ”スカイツリートレイン” デビュー! | 東武鉄道
きっぶの発売開始は10月29日(月)9時からです。

※今回のスカイツリートレインとレークサイドホテルにはモニターブロガーとしてご招待いただきました。関係者の皆さまに御礼申し上げます。

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posted by しゅうまい at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

山旅記録:木曽駒ヶ岳(千畳敷カール)初心者でも簡単に絶景の山の世界へ

前回の八ヶ岳がやや厳しかったので、今度は難易度が低くても絶景が拝めるところに行ってきました。
木曽駒ヶ岳はロープウェイで簡単に上れて、即座に美しい山の風景を楽しむことができます。
足の弱い方などはピークに登らずに、千畳敷カールを散策するだけでもきっと充分堪能することができると思います。

子供の頃からロープウェイは特別な乗り物でした。今でも特別!
常に「帰りは2時間待ちとなる場合もございます」とアナウンスしているので、最初はちょっとビビりました。ちょっとしたテーマパークのアトラクション並み?
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駅を出発してから7分30秒で別世界に到着。千畳敷カールと宝剣岳です。歩く前からこの景色ですからね。
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Twitterで「登りはじめなう」発言をした時のiPhone撮影写真です。空が青い!
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八丁坂。観光客の格好をした方は、こちらで折り返すのがおすすめです。普通の靴で無理して登って来る方も多かったです。
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もうお花のシーズンは終わっていたのですが、少しだけ見ることができました。
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乗越浄土で一息つきます。左に行くと木曽駒ヶ岳山頂。(途中に宝剣岳がありますが今回は登りませんでした)
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行きは中岳を経由しました。(帰りは巻き道を利用。少々危険な道ですが気をつけて進めば大丈夫)
木曽駒ヶ岳山頂は広いです。神社とかまであって人で賑わいます。
標高は2,956メートル。3,000メートルまであとちょっとの高さです。
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今回のコースは距離が短い上に途中に山小屋が幾つもあって、飲み物補給・おトイレ的に安心のコースでした。
景色も下からも登ってからも楽しめて、山初心者を連れてきて喜ばせるには、最高におすすめの山です。

なお、ロープウェイ駅直結の千畳敷ホテルの食堂はビーフシチューがお肉も柔らかくて美味しかったです。
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結局、帰りのロープウェイは20分くらいしか待たずに乗れました。
おそらく、お花と紅葉の谷間の不人気時期だからだと思います。多客期はお帰りも計画的にどうぞ。

★鈴木ともこのコミックエッセイ「山登りはじめました」では「ロープウェイで雲の上」として木曽駒ヶ岳が紹介されています。
この本は山歩き初心者に超おすすめ(および初心を思い出したい熟練者にも)なので、いつか別記事で紹介したいと思います。
鈴木ともこ ¥ 1,155
男性にもおすすめ
面白く、優しい
表現がいいですね
楽しくて、前向きになれる!
女子に優しい山登り
posted by しゅうまい at 23:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

山旅記録:八ヶ岳(2日目)赤岳天望荘→赤岳・横岳・硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口

八ヶ岳に行って来ました!ザコ寝の小屋泊まりは初めてという初心者ですが、眺望の良い尾根歩きを楽しめました。
2日目は可憐な花とも出会いました。(写真はクリックで拡大します)

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(↑赤岳頂上から天望荘を見下ろす)

ルート
1日目:美濃戸口→美濃戸山荘(駐車)→行者小屋→赤岳天望荘 【1日目は別の記事です】
2日目:赤岳天望荘→赤岳山頂→赤岳天望荘→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸山荘(乗車)→美濃戸口

朝5時台に起きるなんてどうやるの?と思いましたが、前の晩に寝たのが20時台のため普通に起きられました。山の朝は早いですね。
天望荘はコーヒーがおかわり自由なのがありがたいです。

前日に赤岳山頂までは行けませんでしたので、朝チェックアウトするまでに赤岳山頂を往復しました。
山頂近辺には別の山小屋が建っています。
↓赤岳山頂は朝から登頂する人々でにぎわっていました。狭めなのに人でぎっしり。ここは通勤ラッシュか?!
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いったん天望荘まで降りて、荷物を取ったら、今度は横岳に向かいます。
↓振り返って、赤岳と富士山を一緒のフレームに収めました。
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赤岳からは最初はいったん下りなのですが、それからクサリがあるところも上りました。
横岳は、手前に「ニセ横岳」があるので注意です(笑)。そこが山頂だと思って写真撮っちゃう人続出。
↓本物の横岳
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硫黄岳山頂までの間には、硫黄岳山荘があります。すっかり行程が遅れているというのに、ここでおでんをいただきました。
↓おでんウマー!
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硫黄岳山荘から少し進んだところには、コマクサがたくさん咲いているところがありました。
↓こんな過酷な場所でも可憐に咲いている花を見ると、とても和みます。
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↓こっちにも、かわいいお花が!
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硫黄岳山頂までの間は途中大きなケルンが道案内をしています。(写真取り忘れ)
石だらけのゴツゴツしたところに、大きな石でできたケルンが7つ点在しているのは、地球じゃないどこかの惑星の風景のようです。
↓硫黄岳山頂は、「爆裂火口」のへりにあり、火口部はクレーターのようにぽっかりとへこんでいます。(白いのは雲です)
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硫黄岳から赤岳鉱泉(山小屋)までは、ひたすら長い歩きな上に、途中からは森林限界に入ってしまい、視界がなくなります。(なので良い写真はないです)
↓良い頃合いでお腹が空いた頃に赤岳鉱泉に着きました。もちろん食べるのはカレーライス!
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↓赤岳鉱泉より下ると沢があるのですが、鉄分で石が赤く染まっているため、まるで血の池地獄のようです。恐ろしい風景です。
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私は下りが超苦手で、というか多分下り分の体力がいつも残っていないので、ここからはとてもスローペースになってしまいました。
途中で足のよぼよぼしているおじいさんと何度も一緒になったのですが、おじいさんの方が明らかにスピードが遅いのに、こちらがちょっとでも休んでいると確実に追いついてくるんですよ。
休憩というのは足は休まる気がするけれど、その間は自分は1メートルもゴールに近づいていないのです。
本当は休憩も計画的にしないといけないのだけれど、疲れには勝てなかったです。

今回の歩きのゴールは美濃戸山荘です。駐車しておいた車にここで乗車します。美濃戸口までの1時間の歩きをショートカットすることができました。でも、道は悪いので車もガタガタしながらゆっくりと進みます。
なお、前述のおじいさんが最終バスに乗れなさそうなので、なぜか茅野駅まで乗せていってあげることになりました。
なんか良いことした気分がするよ。山でした良いことは必ず自分に返ってくるような気がするのです。

今回の山旅では、自分の体力の限界と、気力があれば何とか人間は歩けるということが分かりました。
また、絶景と素敵な出会いを求めて、山に行きたいです。

↓トンボ
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posted by しゅうまい at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

山旅記録:八ヶ岳(1日目)美濃戸口→赤岳天望荘

地図上2時間のルートに4時間かかることもある体力のない私ですが、八ヶ岳に行って来ました!
素晴らしい山の景色をどうぞ。(写真はクリックで拡大します)
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(赤岳頂上から天望荘を見下ろす)

ルート
1日目:美濃戸口→美濃戸山荘(駐車)→行者小屋→赤岳天望荘 【この記事は1日目です】
2日目:赤岳天望荘→赤岳山頂→赤岳天望荘→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸山荘(乗車)→美濃戸口

今回は美濃戸口から入るルートですが、車では美濃戸山荘まで入れるので、そこまで入りました。歩きにして1時間の道のりを車で節約です。体力無しの人はこちらがよいでしょう。(バスだと美濃戸口までしか入れません。)
↓最初は、深い森の中を歩きます。あまり登らないです。もののけが出てきそうな感じですよね。
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↓視界が開けて、山が見えてきました。みんなカメラを取り出しています。

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↓行者小屋に着きました。ご飯はカレーライス!

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↓ここからは地蔵尾根という険しい道になります。

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↓地蔵尾根にはかわいいお地蔵さんが2カ所にいます。疲れた目には、なんだかやさしく見えます。

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↓赤岳天望荘につきました。ちょうど雲海から富士山が見えたところです。富士山っていつ見てもカッコいい山ですよね。
ソフトバンクはずっと電波が入らないので、素晴らしい景色をリアルタイムUPできなくて残念でした。

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天望荘では、個室ではなくザコ寝部屋でした。一人あたり幅70cmくらいしかないところに寝ます。
お風呂(大きなごえもん風呂)には入れるので、体はサッパリ。
私は特技「どこでも寝れる」を発動。難なく熟眠しました。

(2日目の記事に続く)
posted by しゅうまい at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする